人生、案内されちゃおう!

毎朝の日課として見てしまう読売新聞の人生案内。様々な人生を覗いてしまおう。

妻が「えんま様」に見えるってどんな人生?

投稿者:60代アルバイト男性

これからの生き方について相談します。

この老人の笑うに笑えない人生のお話を聞いてやってください。

 

<相談内容>

高校卒業後50年余り、家族のためにコツコツと働き、孫もかわいがり、

女房にも尽くしてきた。

定年後は同じ会社でアルバイトをしているが、定年時にそこそこの退職金が

出たことで、女房も孫も変わってしまった。

女房は家族を顧みず、新車を買って趣味に旅行に走り回り、私は家で食事の支度や

洗濯、掃除に明け暮れている。

同業者の友人からはうちで働いてくれと誘われますが、今さら違う場所でやっていく

自信はない。

孫がたまに来て小遣いをくれと言いうが、あげるお金もない。

私に生きる価値があるかと考えるが、仕事は続けた方が社会と関わって生きて

いけるかなとも思っている。

残りの人生、やり直せるならやり直したい。

今の私に女房はえんま様に見える。

もう「~であらねば」「~すべきだ」という考え方はやめてもいいか。(埼玉・I男)

 

<回答>

回答者:出口治明先生(大学学長)

お手紙を拝見して、最初は思い詰めた相談かと思いましたが、文章にユーモアがあり、

自分を笑ってみせる余裕も感じられる。

自分を笑うことは、勇気がなければできない。

あなたは50年余りも働き続け、退職後も同じ職場に勤めている。

しかも、同業者の友人からうちで働かないかと誘われるほど信頼を得ている。

まずは自信を持つべき。

奥様がえんま様に見える気持ちもわかりますが、奥様は長い間あなたを支えてきた。

ちょっとくらい羽目を外してもいいじゃないか。

今度はあなたが奥様を支える番だと考えてみるべき。

そうした奥様の気持ちも推し量った上で、これからの人生の過ごし方を

2人で話し合ったらいかがか。

話し合ってうまくいかないと思ったら、人生をやり直すのもあり。

あなたには職場や周囲の信頼、勇気と余裕があり、この先も働き続けることができる。

「ねば」「べき」の考え方にとらわれず、これからの自分の人生にチャレンジして

頂きたい。

 

<勝手な所見>

まず、えんま様ってどんなんだ?地獄の番人か。怖い存在であることは間違いないか。

お金でかわってしまったのか。

文章にユーモアがあり、自分を笑ってみせる余裕も感じられる、、とある。

どんなユーモアがあったのだろうか?そこに興味。

まぁガンバって下さいと思う程度な人案だ。

 

  

 

 

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