「元彼の仕打ち今もトラウマ」ってどんな人生?
4月14日(火)
相談者:20代女子学生
元彼に傷つけられたトラウマで悩んでいます。
<相談内容>
彼はいつもお金がなく、ご飯に行くときの交通費とご飯代は私が払っていた。
「世界中の人からお前は嫌われている」などと日常的に暴言を吐き、怖くてただひたすら謝ることしか
できなかった。
こんな扱いされても彼が好きでどれだけ傷つけられても会えるなら構わないと思っていた。
突然、私の不注意による以前のケガの治療費を要求され別れるのが嫌で払ったが
許せないからとふられた。彼が嫌った友人との関係も壊された。
そんな自分の意志の弱さが自分で許せない。
つらくて一瞬でも忘れようと毎晩お酒を飲んでも、朝になると暴言が思い出され悲しくなる。
今後、どのような生き方をすれば人生を楽しむことができるか?
<回答>
回答者:最相 葉月先生(ライター)
自己愛の塊のような人と付き合う。ふがいない自分を肴に飲み明かすのは、出口の見当たらない
水中洞窟を泳ぐようで苦しいことでしょう。
暴言は自信のなさの裏返し。彼はあなたをこき下ろすことでしか自分のプライドを保てなかった。
惚れた弱みに付け込んで、あなたの感情とお金を都合よく利用した。
それほど弱い人間だったということ。
ふられてよかったと思わないか?
もしあなたから別れを告げていたら金づるを失った腹いせに仕返しされていたかもしれない。
命拾いしたのだ。
あなたは大切な友人がいる。彼がその友人を嫌ったのは、あなたから相談先を奪って
自分の思い通りに支配するためだろう。
友人はおそらく彼の本性を見抜いてあなたを心配していたはず。
事の経緯を打ち明けて詫びてはどうか。
自分を大切に思ってくれている人との時間を取り戻すことがリハビリの第一歩。
失敗は誰にでもあるし、あなたはまだ若い。
傷ついてもいいと思うほど人を愛した経験を肥やしにこれからの人生をしっかりと生きて。
<勝手な所見>
見ていて苦しい内容だ。どんなにひどい仕打ちをされても、それでも好きか。
でも先生が言うように別れられて良かったと相談者には言ってあげたい。