人生、案内されちゃおう!

毎朝の日課として見てしまう読売新聞の人生案内。様々な人生を覗いてしまおう。

「夫と死別 殺風景な余生」ってどんな人生?

投稿者:50代パート女性

夫を失った「夫ロス」は、いつまで続くのだろうかと苦しんでいます。

 

<相談内容>

夫と死別して10年以上が過ぎた。

子どもはいない。現在はパートで働いているが、自分が何のために生きているのか

わからず、時々むなしくなる。

家事も得意だとか好きだということもなく、夢中になれるような趣味も特にない。

外に出ると、幸せそうに歩くカップルや家族連ればかりが目に入る。

夫を失った自分と比べて、嫌気がさしてくる。再婚を考えたことはあり、

実際に踏み出そうとしたこともあったが、大好きだった夫のことを思うと

勇気が出ない。老いていく親や、独身で結婚願望がないという妹もおり、

家族のことを考えると、先行きが不安。

このまま、殺風景な余生をどのように過ごしていったらいいか。

 

<回答>

回答者:増田 明美さん (スポーツ解説者

あなたにこれほど愛されたご主人、幸せだったに違いない。

2人でいる時間が心豊かだったからこそ、今そばにいないことに打ちのめされて

しまう。でも、天国のご主人、「殺風景な余生」だなんて言っているあなたを、

悲しい気持ちで見ていると思う。 明るく生きているあなたが好きだったのでは?

大好きだったご主人に楽しい報告ができるよう、「彩りのある人生」にして

いきましょう。最初は少し無理をしてでも、新しい風を生活の中に入れることが

できたらいい。

私の友人にも、ご主人に先立たれてしばらくふさぎ込んでいた人がいる。

ある日、彼女はテレビで紹介された滝に魅了され、その滝を見に山へ出かける。

と、林道で1匹のリスに遭遇し、「自分を待っていてくれた」と、ご主人を

感じたそう。心が動いたのでしょう。それから山に登るようになり、

とても元気になった。小さな一歩を踏み出したら、どんな出会いが待っているか

わかりません。まもなく新緑も明るい季節を迎えます。

 

<勝手な所見>

旦那さんは幸せだね。ここまで思われるなんて。

増田さんの回答も良いね。仮に友人の話がつくり話としても、人案で少し暗い話を

明るい話に変えてくれた。

相談者にもこれからがんばって幸せになってもらいたと思った。

 

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