「義弟へ金銭援助 打ち切りたい」ってどんな人生?
4月7日(火)
投稿者:50代主婦
主人の弟のことで相談
<相談内容>
主人はふたり兄弟で50代の弟がいる。
定職に就かず体を悪くして生活保護を受けている。
離婚した妻と成人した2人娘がいるが音信不通とのこと。
主人の両親は90代と80代で年金暮らし。
義母が主人に弟の生活費が足りないので援助してやってほしい
と求めたため主人は義母を通し毎月2万円程度を弟に渡している。
義母は困りごとがあると義父ではなくいつも主人に頼る。
私と子供2人はサラリーマンの主人の給料で生活してきたが主人はこの春に定年退職。
収入は年金のみ。
そうなっても、主人は義母に逆らえずにお金を渡し続けるような人。
老後の生活費や子供たちの結婚費用を思うと不安になる。
このまま弟にお金を渡し続ける必要があるのだろうか。
夫に代わって私が義父母に定年で給料がなくなることを伝えて理解してもらい
援助を打ち切りたいとお願いしてもよいのか。
<回答>
回答者:海原 純子先生(心療内科医)
納得がいかないお金を納得がいかない形で支払うのは腹立たしいですよね。
釈然としないお気持ちお察しします。
と同情した冒頭から
夫は親に何も言えないということですが、それは母親にいいところを見せたいという長男の意地
と見えと思われる。
逆らえないというよりいい恰好をしたいのでしょうと。
いい恰好が出来る間はそれで仕方がないが今後はそうはいかないことを
夫にはっきりと認識してもらい自ら行動してもらうことが必要。
そのためにはどうしてもやってもらうことがあるとのこと。
それは家計の収支をきちんと整理、今後のために何をする必要があるのかや、弟にお金を渡す
余裕があるのかないのかを数字で明らかにすること。
お金を渡すのを打ち切るか、あるいは減らすのかなどについて夫の意見を聞き
試算を基にあなた自身の考えも出し合ってみてはいかがか。
エビデンス(根拠)を基に決定することが大切。
<勝手な所見>
なるほど、親にいい恰好をしたい。
んーなるほど。
私も同じようなことがあったが、んー格好つけたいだけと言われると
何となくそんな感があった気がすると、納得してしまった。
妻からみるとせっかく家族となって貯めたお金が義理といえど
他人に流れるのはいささか納得いかないのであろう。
確かに私が逆に妻の兄弟にお金が流れるとすると納得はいかない。
そんな中、投稿者に年金を整理して、とのアドバイスであるが
実をいうと整理してみるとなんやかんやで少しのお金を渡す余裕が出てしまうのでは?
と思ってしまう。エビデンスを出しても、何とかここをちょっと融通して。
と言われるのではないかと。
ただ体を悪くして定職につけず、妻子供には逃げられて・・となると援助したい夫の気持ちも
わからないでもない、と思ってしまった。